SDGsの取組み 3つの項目を採択!

2015年9月「国連持続可能な開発サミット」においてSDGs(「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された国際目標Sustainable Development Goals)が採択され、日本国政府においても様々な取り組みが進められています。
(一社)日本ダストコントロール協会は、正会員、賛助会員を合わせた1800社が、衛生的で快適な住環境の確保と共に、循環型レンタルシステムにより環境に配慮した取り組み進めるため、洗浄、加工技術や品質、サービス改善に関する調査研究を進めています。具体的な取り組み内容として、下記の3項目が採択されました。


1.持続可能な環境づくりに貢献

持続可能な環境づくりに貢献 持続可能な環境づくりに貢献

レンタルシステムによる限りないリデュース・リユース・リサイクルの推進!
ダストコントロールシステムは、お客様先で一定期間使用されて汚れた掃除用具(モップやマット等)を回収して、まとめて工場で効率よく洗濯して清潔にし、厳しい品質管理のもと再びお客様に届けるレンタルシステムです。これらは半世紀以上も前から、SDGs採択に先駆けてリデュース・リユース・リサイクルに取り組んできたエコ事業です。この経験を踏まえてさらに商品・サービスの幅を広げてレンタルシステムを継続していくと共に、今後も厳しくなる法規制に真摯に対応して洗濯排水の浄化レベルの向上を図り、マット廃棄物の再利用・再資源化を推進することで、持続可能な循環型社会の構築に貢献して参ります。


2.健康的な生活への貢献

健康的な生活への貢献

無事故無違反者3000名を目指す!
“アイドリングストップ宣言”によるエコドライブ10の推進、交通安全講習会を各地で開催するなど、エコロジカルドライビング(環境に配慮した運転)や交通安全思想の普及を図っています。1993年には “優良運転者表彰“(無事故無違反者5年・10年を表彰)を創設し、28年を経て1258名になりました。2030年には、年間表彰者250名を目標に、累計3000名を目指します。


3.環境型社会づくりへの貢献

環境型社会づくりへの貢献

全国100万人の参加を目指し、都市の美化を推進します!
(一社)日本ダストコントロール協会は全国各地に60,000人の組織員を擁し、全員参加のもとに環境美化運動(ゴミゼロ事業)を続けています。また、平成3年には、毎年5月30日を「ゴミゼロ」の日と定め、清掃活動を通じて清掃思想の普及に努めてきました。2030年には、累計100万人(年間参加者6万人)の参加を目指し、さらなる居住都市の環境美化に貢献して参ります。


SDGsとダストコントロール
 松下和夫(協会監事、京都大学名誉教授)
 (2023年7月11日に挙行された全国地域ブロック長等会議での講演を基にまとめたものです。)


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